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「御供所 除夜の鐘2011」 レポート

  • 2011年01月13日
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遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
昨年オープンした御供所情報ウェブマガジン『御供所』を今年も宜しくお願い致します。
今回から御供所の模様を取材とは別にレポートする「御供所ブログ」を開設。
不定期ではありますが、地域情報だけではない"生"の声で御供所のいろんな顔をレポートして参ります。

さて、
御供所の冬の風物詩といえば「除夜の鐘」。「除夜の鐘」という言葉はなにやら日本人の魂をくすぐるところがあります。
ここ御供所はお寺が集まった"寺町"ですので、大晦日深夜になると博多の町に御供所の除夜の鐘が響き渡ります。
この御供所の除夜の鐘の模様を撮影する(=御供所.infoに掲載する)のが、私の2010年最後の仕事となりました。

・・・ですが、その「除夜の鐘を撮影」という大仕事の一方で、2010年の年末になって寒波が襲来。
年末の天気予報では、12月31日と1月1日は「吹雪」「大雪」という恐ろしい文字が並んでいたのです。

その予報に怯えながら12月31日、当日。
この日の日中は雪が横殴りで断続的に降るなどするも運良く積もらず。しかし、この日の福岡の最高気温3.8℃、最低気温は1.4℃とこの冬一番の厳しさ。夜中は極寒なのは間違いありません。
年越し蕎麦も食べ、紅白も中座し、手袋&帽子&厚手の靴など防寒対策は十分。
いざ、23時30分の大晦日の御供所へ。

御供所で一般の人が鐘を突けるのは、聖福寺、東長寺、西教寺の3寺院。
しかし、除夜の鐘が撮影できるのはわずか1時間程度しかありません。
いち早く東長寺の鐘の音が響き出す中、まずは一番近場であった西教寺へ。

■西教寺(23:45~)

西教寺は浄土真宗東本願寺派の寺院で、今回取材するお寺の中では私達が「除夜の鐘の風景」と言われて想像する鐘楼がある味わい深いお寺です。

joya2010-01.jpg joya2010-02.jpg

西教寺に向かっている途中、お寺の方角から最初の鐘の音が。
急いで到着すると、鐘の音を聞いた周辺の住民の方々がぞくぞくと西教寺にやってきており、鐘楼の前には参詣の人の列が出来ていました。

joya2010-03.jpg

せっかくなので私も一突き。
鐘の傍らには108個の碁石が置いてあり、突く度に碁石を入れ物に戻していきます。
「ゴーン」「カラン」・・・「ゴーン」「カラン」・・・という音が繰り返されます。

joya2010-05.jpg joya2010-04.jpg

西教寺は上呉服町の奥まった所に位置するためか、外から突きに来た人というよりも周辺の住民の方々が突きにくる温かい除夜の鐘という印象を受けました。
もう少し滞在して西教寺の除夜の鐘を味わいたいと思ったのですが、あと2箇所回らないといけないためお寺の門をくぐりでました。次は大博通り沿いにある東長寺へ。

それにしても、とにかく寒い
何しろ、夜11時の時点で昼間の雪で出来た水たまりが凍っているわけですから。
携帯電話が冷たすぎて脳天に響くほどです。それほど寒い夜中でした。

■東長寺(23:30~)

博多区の除夜の鐘と言えば、この東長寺が有名との事。除夜の鐘だけじゃなく福岡大仏を初詣するたくさんの参詣者が訪れるそうです。それを裏付けるかのように、31日昼頃にtwitterで「整理券を配る」との情報が。
私の撮影プランは"西教寺→東長寺→聖福寺"だったので、東長寺で鐘を突くのはあきらめ撮影だけする方向で決定しました。

joya2010-06.jpg joya2010-07.jpg

ちなみに東長寺に到着した時は、すでに1月1日。明けましておめでとうございます。
なお、この撮影により仕事納めは12月31日。しかも年をまたぐため、仕事初めが1月1日。私の2011年は仕事と共にやってきました。仕事万歳。

さて、東長寺に到着。東長寺の正門をくぐると、庭先には明々と松明が燃やされており、たくさんの人で賑わってました。
東長寺の鐘楼は他の寺院と違った作りで、大仏殿の2階、福岡大仏の対面側にあります。その大仏殿への階段を上ってると、
二階から降りてくる人の会話が何だかおかしい。通り過ぎる人が「駄目だったねー」と苦笑いしながら降りてくるのです。

・・・そう、東長寺は整理券がないと鐘を突くどころか鐘楼にも入れないのです。
鐘楼の入り口にいた係の人に聞いてみました。

私「あのー、写真だけでも撮影させて頂けないでしょうか?」
係「あ~、撮影ダメなんですよ。申し訳ありません・・・」


東長寺、撮影終了!(涙
上を見やると鐘の音と共に整理券をもらった人たちが賑やかに鐘を突いています。

joya2010-09.jpg joya2010-10.jpg

私は「来年こそは!」とリベンジを誓いつつ、大急ぎで裏手にある御供所・聖福寺に向かいます。それにしても、ライトアップされた五重塔が恨めしい事、恨めしい事。

■聖福寺(24:00~)

joya2010-11.jpg

聖福寺は日本最古の禅寺で、『御供所.info』でもその風景写真は多数掲載しているほど、賑やかな町・博多とは異なる静かな一面を担い持つ臨済宗の寺院で、御供所を代表する寺院でもあります。

その聖福寺の除夜の鐘は、1000円の喜捨が必要。喜捨することで番号札とお守り・お札が頂けます。ありがたや。
私が聖福寺に到着したのはおそらく24時30分を回っていましたが、頂いた番号は67番。まだまだ大丈夫でした。

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聖福寺の鐘楼はまさに楼閣。
鐘楼は2階建ての小屋のようになっており、急な階段を登って2階に上半身を出した状態で鐘を打つ・・・という、コンパクトな鐘楼です。そのため一人ずつしか鐘楼に登れないため、ちょっと遅く行っても鐘が突けるわけですね。

joya2010-14.jpg

しばらく待つと私の番。鐘楼に入ると住職らが新年の挨拶を掛けてくれてます。
階段を上って上半身が二階に入ったところで体を180度ひねると目の前に鐘が。私は体が大きいので身体をひねって階段に座り、鐘突き棒を一振り。"ゴーン"というやや低めの音が御供所に響き渡りました。

私的には大変いろいろ忙しかった2010年でしたが、鐘を2回も突けた事でよい新年を迎えれそうです。
今年は御供所情報ウェブマガジン『御供所』をもっと充実させていきたいと思いますので、2011年も当サイトを宜しくお願い致します。



余談。
せっかく年末を博多で過ごしたのだから『御供所で除夜の鐘を突いた後、櫛田神社まで足を伸ばして初詣をよう』という『年末の博多堪能コース』を敢行してきました。
夜中の1時を回った時間に御供所の聖福寺から歩いて、上川端にある櫛田神社へ。極寒の中、大東園の角近くまで伸びきった初詣客の列に加わって並ぶこと実に30~40分。凍える体で引いたおみくじの恋愛の項目には「父母に相談すべし」・・・。元旦早朝に帰省して、早速父母に相談したところ「知るか」と言われました。2011年、良い年でありますように・・・(遠い目)
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